今回の長野。善光寺の賑やかな表参道はあえて通らず、裏手から入って境内そのものの空気をじっくり味わう参拝をしてきました。

目の前に現れた、巨大な国宝
裏手から入り、正面に回り視界が開けた瞬間に目に飛び込んできたのは、想像を遥かに超える巨大な本堂でした。 「大きい……!」 これまで写真などで何度も目にしてきたはずなのに、実物の迫力は別格。国宝の名にふさわしい、どっしりとした威厳に思わず立ち止まって圧倒されてしまいました。

闇の中で自分を見つめる「お戒壇巡り」
本堂で体験したのは、極楽浄土への鍵を探す「お戒壇巡り(体内巡り)」。 一歩進むごとに光が遠ざかり、ついには完全な「無」の世界へ。右壁だけを頼りに進む時間は、不思議と自分の呼吸や心臓の音に意識が向きます。
暗闇のなかで「極楽の錠前」に触れた瞬間は、言葉にできない安心感がありました。光が差し込む出口に辿り着いたときは、まさに「生まれ変わった」ような清々しい気持ちです。
※「極楽の錠前」:御本尊と結ばれており、触れることで直接ご縁を結べると言われています
功徳を願って回す「輪廻塔」
続いて、境内にある「輪廻塔」へ。 大きな石の車輪(輪廻車)を腕木でぐるりと回すことで、収められているすべての経典を読むことと同じ功徳を得ると言われています。
これが「けっこう力がいる!」。 「ゴゴゴ…」と重厚な音を立てる石の感触が腕に伝わり、一回まわすのにも一苦労。でも、その力が必要な分だけ、「しっかり功徳を積んでいる」という手応えがあって、終わった後は清々しい気持ちになりました。

迷うのも楽しい!お気に入りの御朱印帳
そして、今回の旅の大切な記念となったのが御朱印帳です。 善光寺の授与所には、たくさんの種類の御朱印帳が並んでいました。
シックで荘厳なものから、華やかなデザインまで……。「どれも素敵で選べない!」と迷ってしまうほどでしたが、その中から「これだ!」と直感的に惹かれた一冊を購入。

新しい御朱印帳に力強い御朱印をいただくと、背筋がすっと伸びるような、特別な喜びがあります。

参道の賑わいを通らないショートカットのような参拝でしたが、お戒壇巡りの暗闇、輪廻塔の手触り、そしてお気に入りの御朱印帳。自分の感性に従って巡った、とても濃密で充実した時間になりました。
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